ご挨拶にあたり、私たちの作る建具をどう表現すれば良いか?と考えたところ 『百年ともに暮らす建具』という言葉が出てきました。 建具を納めるとき、「この建具は、どのくらいもちますか?」とよく聞かれます。 「手入れをすれば百年もちますよ。」と答えると、皆さん驚きます。 特別な事をしなくても、1つ1つの工程をやつさないで、(新発田の方言で、ごまかす、手を抜くという意味です)見えない所も丁寧な仕事をすれば、百年後には出来た時よりも美しい味のある建具になります。 修理で、弟子の頃に作った建具に再会することがあります。 建具職人冥利につきるうれしい機会ですね。大事に使ってもらって、家族の一員のような建具を見ると、ありがたい気持ちで胸が熱くなります 感謝の気持ちを忘れず、日々精進して参ります。 最後に、どんなに技術を駆使した建具でも、お客様の好みや用途にあったものでなくては意味がないと思います。図面の書けるスタッフもおりますので、納得のいくまで相談して下さい。 『百年ともに暮らす建具』を、ご一緒に作っていきたいと思っております。 よろしくお願いいたします。 代表取締役社長 高橋孝一 一級技能士・職業訓練指導員 S24年8月生まれ 趣味:オーディオ ドライブ |
■ 建具作り 七ケ条 百年ともに暮らす建具を作るため大切にしている7つのこと |
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